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アニメを知ればパチンコ・パチスロはもっと楽しくなる

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『カイジ』や『アカギ』など、クセが強い絵柄ながら緻密な心理描写と強烈な個性を発揮するキャラクターがダークな世界で躍動する、迫力満点のギャンブルマンガを紡ぐ出す鬼才マンガ家・福本伸行先生の企画展が地元横須賀で開催されました。

題して「福本伸行横須賀ざわ…ざわ…展」。

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てん(…)とてん(展)の打ち分けが面倒くさい変換泣かせなこの企画展は2016年11月19日(土)~12月25日(日)までとロングラン開催され、福本先生の人気の高さをうかがわせます。『アカギ』『カイジ』『黒沢』と先生の代表作の原画を約50点、公開しているもの魅力のひとつですね。

またその展示してある場所がすごいんです。

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そう「エスポワール」!

違いました。間違えました。三笠です。世界三大記念艦ですよ。残りのふたつは知らんけど。

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三笠といえば、日露戦争時に連合艦隊の旗艦として大活躍した戦艦ですよ。当時の連合艦隊司令長官はあの東郷平八郎。世界最強の誉れ高いロシアのバルチック艦隊を日本海海戦で打ち破った英雄です。「トウゴウターン」とかいう中2ゴコロをくすぐる必殺戦術もありますからね。

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つっても旅順を攻略していた日本軍を打倒するために遠路はるばるやってきたバルチック艦隊は遠路はるばるすぎて疲れちゃったっていうね。船でロシアの端から端まで行くのに地球半周とかのレベルですからね。ロシア、デカすぎ! まー、これは通り道が当時日本と協力関係にあったイギリスの領土ばっかりでロシアに休息させなかったっていう事情もあったんですけど。さすが、イギリスやり口が狡(こす)い!

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とまあ、展覧場所に行くまでに三笠艦内を満喫していました。途中であった↑これなんか福本マンガに寄せていってる感ありますもん。逆に。三笠のほうから。あと、艦の中に物知りおじさんみたいな人が常駐していて、バ●ー来訪者に船とか海軍に関する豊富な知識を教えてくれる人がいまして、ご多分に漏れず私も話を聞かせてもらったんですけど、船の後ろの方を見学していて、艦長室があったんですけど、件のおじさんが「なんで艦長室が船の後ろにあるか知ってる?」って話しかけてきて、戸惑いながらも「いやわからないです」って答えたら「ほせんの名残りなんですよ」って言われてちょっとの間「ほせん」ってなんだよ?って訝しんでたらどうやら「帆船(はんせん)」のことを噛み砕いて言ってくれていたみたいで、ああって納得したんだけど5分くらい噛み合わない会話が続いたりと、なかなか刺激的でした。はい。


さて、ようやくたどり着いたざわ…ざわ…展の本丸で出迎えてくれたのは『黒沢』に登場した交通安全ロボットの太郎です。こう見えて主人公・クロサワの親友ですよ。ちゃっかり福本先生のサインももらってました。

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このスペースには所狭しと原画が並んでいます。あの名場面、あの名シーンをいたるところで堪能できました。また、ドラマ『アカギ』で使用された鷲巣麻雀の雀牌や雀卓も展示してありましたね。

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さらに今度テレビ東京系列の放送局で放映される予定の『銀と金』のドラマ化を記念して同作の原稿も展示されていましたよ!
「この世が戦場なら金は実弾」……しびれるセリフです。さしずめ私は竹槍で巨大な敵に向かっていく非戦闘員ですね。爆死濃厚です。

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こうして福本マンガの世界観を存分に楽しめる「ざわ…ざわ…展」ですが、極めつけだったのがお金の音。この展覧場に隣接していたのが経理部だったのでしょうか、ジャラジャラ、ジャラジャラと金勘定をしている音が聞こえてくるんですよ。福本マンガにリンクしすぎでリアルすぎるだろ!どんだけ凝った演出なんだよ!

世界三大記念艦と横須賀の本気を垣間見れた「福本伸行 横須賀ざわ…ざわ…展」でした。


またこの「ざわ…ざわ…展」は原画を見るだけじゃありません。グッズ販売や限定グルメなど街ぐるみでこの展覧会とコラボレーションしているのです。

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三笠の近くにある販売店にも缶バッチやクリアファイル、絵馬などの福本マンガグッズが売っていましたが、私の目当ては別にありました。

「赤木しげるの墓」です。

マンガ界の二大お陀仏ネタといえば、「あしたのジョー」における力石徹の葬式と赤木しげるの墓です。ウソです。いま適当につくりました。関係者各位におかれましては寛大なお心でスルーしていただければと存じます。

その(どの?)「赤木しげるの墓」が東京は吉祥寺から福本先生の地元であるこの横須賀に移譲されたという話でして、それがこの三笠の鎮座する三笠公園から歩いて15分くらいのところにあるとの情報を得まして。これはもう行くしかないと散歩がてら「赤木しげるの墓」を目指したわけですよ。

「へー伸くんはこの街で大きくなったんだねー」というラブコメマンガのヒロインのような心情になりながら、目的地まで歩いていましたが、方向音痴が祟ってか、平日の真っ昼間から同じ場所をぐるぐる徘徊している怪しいおっさんという事案が発生しそうになるなか(近所に女子高と幼稚園があるという嫌がらせ)、ようやくお目当ての場所にたどり着くことができました。

それがこちらのお店「hungry’s(ハングリーズ)」です。

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このお店の中に「赤木しげるの墓」が設置されています。そして、先の「ざわ…ざわ…展」とも連携していて、コラボメニューを注文すると非売品のコースターがもらえるサービスが実施されているのです。このコラボメニューは有名なドブ板通りのカフェや三笠公園の近くにある地場産物総合販売所「よこすかポートマーケット」にある飲食店でも注文することができるようです。

それではさっそくお店に入って…

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階段を登っている途中から見える店の入り口が妙に暗いんですが…

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マジですか!!!

休み!!!

ちょっとネットで確かめてみたら「定休日:不定」って書いてありました…。
強運なんかじゃ…なくていいっ…!奇跡もいらないっ…!平運っ…!起こってくれよっ…!オレにごく普通の現象…。

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ドブ板通りのお店の、いかがわしさや怪しさがほんの少し混じるこの界隈が放つ独特な空気感に気圧され、戸惑いを隠せずに入店に二の足を踏んでしまい、観光客を装いながらって観光客なんですけど、「なんかいい街だね。ドブ板通りもすごく雰囲気あって好き!」みたいなアラサーOLのお一人様小旅行のムードを醸し出しつつ足早に三笠公園方面へと逃げ帰りました。

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結局、よこすかポートマーケット内にある「なぶら」という和食料理店に入って「ざわ…ざわ…展」コラボメニューであるアジフライ定食(アジフライ美味しいですよ。美味しいですけど、しらすとか海鮮丼が食べたかったことは否定できません)を食べて帰路につきました。よこすかネイビーバーガーを食べられなかった所詮指示待ち人間の筆者の目には涙が溢れていた、と人づてに聞きました。

それではカイジのこの名言でお別れしましょう。

「お前(筆者)は100%成功しないタイプ…!」